メロン記念日コンサート@東京厚生年金会館

今日はメロン記念日1年ぶりの単独ライブに行ってきました。
詳細なレポは明日書きますが、今年最終戦を締めくくるのにふさわしい素晴らしいコンサでした。
カラオケ一切無し、全曲ほぼフルコーラス、全14枚のシングル曲+ライブ定番曲というベスト盤的ライブで


メロン記念日ここにあり!!!


というものを見せていただきました。
セットリストも
「さぁ!恋・デインジャーで“つかみ”」→「1st〜3rdで盛りあがって」→MC→「バラード&ミドルテンポでしっとり」→MC→「アップテンポ6曲でたたみかけて」→「アンコール3曲で締め」
という、非常にメリハリがしっかりしていて、起承転結のはっきりした良いセットリストでした。
終盤6曲は死ねます。っていうか6曲のうち、どこかで手を抜かないと確実に死にます。
今日のライブに参戦して感じたこと。
それは“変わらない良さ”って素晴らしいなぁ、っていうことでした。
ご存知の通り、モーニング娘。というグループは、いままで加入・卒業を繰り返して今の10人に至っています。
ボクが考えるに、モーニング娘。というグループはその加入・卒業という環境の変化を繰り返す事により、新しい風をグループ内に吹かせることで、マンネリという敵を排除してきたのだと思います。
既存メンバーは、誰かが卒業することにより、「○○さんのポジションは私がもらう」という競争意識を植え付け、「○○さんが卒業した事で娘。が弱体化した」と思われないために、危機感を持って頑張れると思うし、逆に誰かが加入することによって、「後から入った○○ちゃんに抜かされたくない」と思うことで、より歌もダンスも頑張れるのだと思うのです。
それは我々サラリーマンの世界にも言えることで、ボク自身、入社してからの約5年で、2度異動を経験しましたが、ボク自身、非常に飽きっぽい性格なので、1年半〜2年のスパンで環境が変わっていっていることは、マンネリを防ぐのに非常に助かっています。
いままで異動を経験せず、入社配属当時の営業所にずっといたら、たぶん今の会社にはいないと思います。
変化することは決して悪いことじゃない、むしろボクにとっては必要なものです。
でも、今日のライブを見て、「変わらない素晴らしさってあるんだなぁ」と思いました。
ご存知の通り、メロン記念日は結成約6年になりますが、その間誰かが抜けたり加入したりする事も無く今に至っています。
もし、その6年の間に誰かが抜けたり加入したりしていたら、今のメロンの絆みたいのは生まれていないだろうし、ボクが今日このように感じる事は確実に無かったのだと思います。
今回の娘。の秋コンで、昔の曲がセットリストの中に多く入っていましたが、初日の松戸のレポで「あまり好きじゃない」って書いたと思うのですが、なぜそういう感情になったのかの原因が自分でよく分かっていなかったのです。
ただ、自分の中で「なんか違うな・・・」と思うだけで。
でも、今日のメロンのライブを見て、答えが見つかったように思います。
娘。秋コンで感じた違和感、それは


「シングル・アルバム発売当時に5・6・7期がまだいなかった曲を今のメンバーで歌っている」


ということだと思うのです。
例えば、ラブマにしても、もう発売当時のメンバーは今現在いません。
でも、モーニング娘。のライブに行くと、今いるメンバーが普通にラブマを歌っている。
それによって生まれるボクの中の違和感。
結局、カラオケコンが嫌いという事なんでしょう。
だからといって、今のモーニング娘。を否定する気は毛頭ありません。
ボクは今の娘。が大好きだし、「愛の第6感」の曲中心だった春コンは名古屋・長野に遠征するほど見に行きましたから。
だから、7thアルバムが中心になると思われる、来年の春コンは非常に楽しみです。
話をメロンに戻します。
長々と書き連ねてきましたが、結局何が言いたいかというと、メロン記念日はずっと今のままでいて欲しい、ということ。
4人の誰かが抜けたとしても、メロンはメロンじゃ無くなってしまうと思うのです。
例えば、メロンの最年長である村田さんは現在24歳ですので、結婚・引退なんて話が無いとは言いきれない。
最年少の柴ちゃんも21歳ですので、4人の誰もがこういった可能性はあると思います。
万が一、そういった状況になったとして、3人で活動したりとか、ましてや誰かが加入して来たりとかしても、ボクは確実に違和感を覚えるでしょう。
1+1+1+1=4ではなく、10にも20にもなるグループ、それがメロン記念日だと思うから。
だから、メロン記念日はずっと今のままの4人でいてもらいたい、変わらないでいて欲しいと思うのです。